腎不全の犬の食事について

| コメント(0)
急性腎不全や慢性腎不全などの、犬 腎臓病を発症した際に気を付けなければいけない事の一つとしてあげられるのが、やはり食生活でしょう。腎不全を起こしたワンちゃんには一体どのような食事を与えていくことが効果的なのか?いくつか腎不全を起こしたワンちゃん用の食事の例をあげていきます。

■処方食
腎不全にかかった犬専用の、腎臓サポート食というものが販売されています。腎臓を労わり、腎臓の働きを助ける成分が多く含まれている食事として販売されており、飼い主さんに重宝されているようです。ですが、物にもよりますが処方食はお値段がお高めですので、毎食毎食処方食にするには経済的にも厳しいのが辛い所でしょう。

■手作り食
リンなど、腎臓に負担がかかりやすい成分が出来るだけ含まれていない食材を利用して、腎不全のワンちゃん専用の食事を用意する方法もあります。塩分量もワンちゃんに合わせて控えめに、多少はワンちゃんの好みにも合わせて作ることが出来ますので、手作り食を与えている飼い主さんも比較的多いようです。ビタミンやカルシウムをバランスよく配合することが、手作り食には大切でしょう。


腎不全のワンちゃんにとって、食事は命を左右する大切な物。ワンちゃんの腎臓のことを一番に考えたバランスのいい食事を用意できるように、頑張ってみましょう。

犬の腎臓病を判断する際に多くのお医者様が1つの目安としているのが、"クレアチニン値"。このクレアチニン値についてご説明していきたいと思います。
クレアチニン値とは、ざっくり説明してしまうと、"腎臓病かそうでないかの判断材料になる数値"です。少し難しい言葉で表現すると腎臓の濾過機能をチェックする指標です。クレアチニンは食べたものに関係なく、常に体内で生産されて、ほとんど再吸収されないで腎臓から尿として出されます。この血中クレアチニン値が一定以上に上がってしまうと、ワンちゃんは急性腎不全や慢性腎不全などの腎臓病を引き起こすと言われています。

クレアチニン値を計測する際は、血液検査や尿検査を行います。尿検査の場合、事前におしっこを持ち込む病院や、その場でおしっこをしてもらうまで待って提出する病院など、検査方法は通う病院によっても異なりますので、事前に確認をしておくことをオススメします。

また、クレアチニン値の他にも、尿素窒素(BUN)というものも腎臓病の判断材料になり、この二つの数値を見て、犬 腎不全を発症しているか判断する獣医さんが多いでしょう。クレアチニン値は、犬の腎臓病を判断する一つの材料として日頃利用されていますが、この数値が全てというわけではありません。
(数値が正常なワンちゃんでも、腎不全を発症したケースもあるようです)

あまり数値に左右されすぎず、日ごろからワンちゃんの健康を考えてバランスのいい食事を与えたり適度な運動をしたりしながら様子をチェックしてあげるように心がけてあげましょう。

ワンちゃんの命をいとも簡単に奪ってしまう恐ろしい病、犬の腎不全。この腎不全の中でも、症状の進行が早いものが"犬の急性腎不全"と呼ばれていますが、わんちゃんが急性腎不全を発症した場合は、このような症状が現れると言われています。

■おしっこの量の減少
腎臓が機能しなくなるとおしっこがうまく出せなくなるため、おしっこの量が通常に比べて異常に減ります。またおしっこの量が減るだけではなく、トイレに行っているもののおしっこが全くでなくなるようなワンちゃんもいるようです。その為血液から不要な老廃物などが取り除くことができなくなります。

■食欲減退、嘔吐
食欲が無くなり、どんなに好物なご飯でも食べなくなっていきます。また、食べても食べなくても吐いてしまうため、体力はさらに失われていきます。栄養分を摂取できなくなるので明らかに元気もなくなります。


これらの症状は、比較的初期症状と呼ばれており、この段階ですぐに治療を受けることが出来ればワンちゃんを病から守ることが出来る可能性があります。ですがこの症状を放置して症状が悪化していくと、高カリウム血症や尿毒症などを併発し、発症から1週間もせずに死に至ることもあるのが急性腎不全の恐ろしい所です。

食欲不振やおしっこの量は見逃されがちですが、ワンちゃんが吐くような状況は滅多な事では起こりません。具合が悪そうと感じたら、出来るだけ早く病院に連れて行ってあげましょう。

犬の急性腎不全の治療法について

| コメント(0)
発症してから放置してしまうと、1週間も経たずにワンちゃんの命を奪しまうこともあると言われている病、犬の急性腎不全。急性腎不全を万が一発症した場合、一刻も早く病院に連れて行き、受診する必要があります。急性腎不全の場合、多くの病院では主に以下のような治療法を用いて急性腎不全に対処していきます。

■手術
犬の急性腎不全の場合は、他の病気が原因となって発症することもありますので、その場合原因となっている病気を治療することで腎臓の機能も回復します。発症している病気によっても対処法は異なりますが、原因の病を治療していき、腎不全の進行を食い止めるのも一つの方法です。

■点滴
手術ではなく投薬によって回復が期待できる場合は点滴治療を行って原因の病気の治療を行っていく場合もあります。点滴を行うことで腎臓の機能の低下を防ぎ、同時進行で内科的な治療を行っていきます。

言うまでも無く実際に診察する病院の先生や通っている動物病院によっても治療法の選択は異なります。ここに挙げた治療法以外の対処を行うところもありかもしれませんので、ワンちゃんの為にはどうしたら一番良いのかを、病院の先生とよく話し合って決める場合もあるでしょう。その為にも犬 急性腎不全について素人なりにでもいいですからある程度の知識を予め得ておく方がいいと思われます。

症状が悪化すると命の危険が伴う犬 腎不全。同じ腎不全でも「急性腎不全」と「慢性腎不全」、大きく二種類に分けられます。この急性腎不全と慢性腎不全の相違点について書いてみます。

■病状の悪化するスピードの違い
急性腎不全は読んで字のごとく「急性」なので症状が急速に悪化します。特に犬の急性腎不全は猫の急性腎不全とは異なり、病状が一気に悪化し、数日で死に至る可能性があります。その為、発症した場合は速やかな診断・治療が行われなければ命の保証はありません。

一方、慢性腎不全の場合は、急激な体調変化は現れないのが特徴ですが、発症してしまうと残念ながら回復の見込みはほとんどありません。なぜなら、腎臓の組織は一度壊れてしまうと再び回復することがないからです。ですが、投薬治療などを行うことで病状の進行を遅らせて、出来るだけワンちゃんの命を延命させることが可能です。

■初期症状の違い
急性腎不全の初期症状として主にあげられるのは"おしっこの量が少なくなる"ことに対し、慢性腎不全の場合は"おしっこの量が増える"ことが特徴です。また慢性腎不全の場合は、おしっこの量が増えるものの腎臓がうまく機能しないため、薄いサラサラとしたおしっこが出るのも特徴のひとつと言えるでしょう。

他にも様々な違いがありますが、どちらにせよ、早期治療を行うに越したことはありません。